TAKのデスタワーブログ

初代ぷよ脳筋デスタワー勢が考察を覚えるためのブログ

3列目と6列目の使い方&離し置きは強いという話

タワーの構築において、4列目は色確定の肝になる列ですが、3・6列目は連結の肝になる列です。

3・6列目の使い方によってタワーの安定感が決まると言っても良く、色の活かし方やちぎりとの兼ね合いでベストバランスを探るのがかなり重要だと思います。

重要度が高く実戦でかなり見かける割に、意識するために見るべきところは意外と簡単です。

 

 

①3列目の話

①-A

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候補は23と3縦。

当然ちぎらない3縦が瞬間的には速いわけですが、正解は23。

理由は緑の連結余地で、3縦にすると緑を3列目から伸ばせなくなり、4連結が確定します。3式は3色にまとめやすい形であるにもかかわらず、この早い段階で3色を切る理由はありません。

4色にしても、まだどの色が伸びるか分からない段階のため、3列目を空けて柔軟に構えます。

 

①-B

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これは34。

45とすると緑の連結余地は広く残るものの、紫の5列目の伸びが止まるためあまり有効でなく、黄色1つのロスの方が大きいです。

ちなみに6縦はちぎりもなく色をどちらも活かせる置き方ですが、緑への依存が強く安定感には欠けます。割と宗派による部分ですが、たぶん34の方が強いです。たぶん。

 

①-C

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同じく34。

45にした上で赤を使うとなると4列目に紫をこれ以上置けないため、緑と紫はそれぞれ3・6列目で伸ばすことになります。

緑も紫も5連結以上になるツモというと

こんな感じのかなり限定的なツモになります。

大体のケースで緑か紫は4連結になるため、じゃあ黄色を捨てるのはやめときましょう、という理屈です。

 

①-Aと①-B&Cの違いは「捨てている色があるかどうか」です。BとCはどちらも45では黄色を捨てることになります。

3・6列目はスペースを残した方が良いですが、それよりは色を捨てることの方が悪手になりやすいです。

 

 

②離し置きの話

 

候補は1縦、3縦、45くらいでしょうか。

まず45。

一見ツモを全て活かし、かつ45も平たいため速度が出そうですが、緑が苦しいです。6列目しか伸ばす余地がなく、緑ゾロ以外はちぎらないと連結を伸ばせません。

前回の記事でも少し触れましたが、4・5列目にぷよが1つずつの形は弱い(特に5列目が1段目にあるとちぎりが増えるので弱い)ので意識は強めに。

3縦は4列目に緑の連結余地がありますが、黄紫や赤紫ツモでは結局4列目に蓋をすることになるため、緑を6列目で伸ばすしかなくなります。

また、45と比べると紫の連結に3列目を使えないため、赤より先に4列目に紫を2つ置かないと、6列目に緑→紫の制約が生まれます。

そのほか赤ゾロ以外の赤を含むツモはちぎりが発生し結果的に遅くなることが多く、黄色の3列目伸びが封じられているため、連結も伸びにくい形です。

 

ツモ次第で4・5列目が紫で埋まり、緑紫ツモで緑が伸ばせないなんてことも。

1縦のメリットは緑の連結余地を残せること(黄緑ツモなどは他とはっきり差が出る)の他に、黄色の連結を伸ばせることにもあります。

1式ではこのメリットが意外と馬鹿にならず、赤を1個捨ててはいるもののほぼロスにはならないと考えます。

 

離し置きは①で挙げた例なんかにも適用される話で、

これらも1縦の方が形が良くなります。

1式では黄色の連結余地として1縦が強い選択肢ですが、3式でも形を窮屈にしない意味で1式が優秀。

ざっくり言うと序盤の赤黄は全て1縦として捉えても問題ありません。中盤以降は赤のロスが大きくなってくるため、1縦にしないケースが増えてきます(体感6~7手目くらいが分岐点)。

 

 

③6列目の話

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6列目が低く連結を伸ばせないなんてことはよくあることですが、特に色を切った時に頻出します。

タワーは4~6列目の段差が小さい方が形が良くなるため、図のような場合は6列目を底上げする6縦が正解になります。

赤ゾロは23として3式を確定させたくなりますが、6縦とすると最終的に土台下を紫にする選択肢も残せます。

 

 

まとめ

3・6列目はなるべく広く、ただし色を捨てないように

序盤の「発火色+土台下」は全て1縦で良い

6列目は高く

 

こんなところですかね。

ちぎりと安定感のバランスはタワー勢の永遠の課題ですが、ちぎりを減らしすぎると思考時間がなくなり頭がバグってくるので、ちぎりの削減はほどほどに!(体験談)

 

 

おまけ

普通に記事の組み込もうと思ってたけど、途中でどの置き方が正しいのか分からなくなった上に、最終的にそもそもこの形にならないことが判明してしまった悲しい文章を供養しておきます

候補は34、5縦、56。

「色を捨てることは悪手になりやすい」としたものの、5縦と56の優劣は微妙。

緑の依存があるものの、5縦は3色の可能性を追えるメリットがあります。(56でも緑ゾロとかを4縦すれば3色を残せますが、安定感もクソもない形なので3縦しときましょう)

とはいえ3色にするには黄色を捨てたロスも大きく、56とすることで4・5列目が平らになり速度を出せるメリットの方が大きそう。

はっきり5縦がダメというわけではないと思います。ダメそうなのは34。

34は直後に赤が偏った場合も受けられますが、緑ゾロ以外の緑を含むツモでちぎりが発生する

 

ここまで書いてこの形にならないことが分かってしまい絶望したので終わりますが、仮にこうなったとして、これ56であってるのかイマイチはっきりしてません。

色の確定は強いルールだけど、4・5列目が平ら&色を捨てていないという場合に限り確定のルールを上回るという考えで良いのかどうなのか・・・

というか6縦もあるらしいんですけど疲れたので検討終わり!