TAKのデスタワーブログ

初代ぷよ脳筋デスタワー勢が考察を覚えるためのブログ

RTA in Japanの感想と初代ぷよPR記事

8/11(水)~8/15(日)に行われたRTA in Japan Summer 2021にて、Dr.エッグマンのミーンビーンマシーンの併走を走りました。
www.twitch.tv 併走相手はフェニさん、解説は暇執事さんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。

RTAのイベントに参加するのは、SEGA AGES ぷよぷよを走った去年10月のPuzzle Game RTA Festival、同じメンバーでミーンビーンを走った今年7月のSONIC TEAM RTA MARATHONに続いて3回目。
RTAイベントの感想を記事にするのはこれが初めてですが、今までで最大規模のイベントだったので、多少なり見ていただける方がいらっしゃるのではないかというスケベ心で筆を執っています。
本番では時間の関係で言えなかったこともあるので、その辺りを中心に書こうかなと思います。

イベントの感想

比較的早い時間かつ予定より開始が早まったにもかかわらず、37,000人という多くの方にご覧いただき、感謝感激です。
普段の配信とは比較にならないくらい大勢の視聴者でしたが、剛毛の心臓を持っていることもあり、緊張は全くせずに臨むことができました。むしろ、大舞台ほどパフォーマンスが上がるタイプなので、かなり良いコンディションで行けたんじゃないかな。

私は、デスタワーを基本に、初手周りのツモに応じて頭伸ばしを選択するという、とてもシンプルな戦法を取っています。フェニさんのように、多色発火を組んだり、発火色を柔軟に変えるようなことはできません(実は戦型紹介の時に12手4Wを撃てることに気付いたけどタワー紹介だったのでやめた(というより3以上数えられないネタを言いたかっただけ))。
代わりに、デスタワーにできるツモを逃さないこと、ネクスト判断と疑似ネク判断の精度を上げること、デスタワーを組む時も可能な限り発火点の2列目を空けて単発耐性をつけること・・・などなど、自分なりに突き詰められるポイントは突き詰めたつもりです。

結果としてタイムは8:47と、目標にしていた9分切りをなんとか達成できました。かなり運に左右されるゲームなので、上振れたの一言ではありますが、それでも全体的な判断は良かったのではないかと思います(なお11面のクソガバ(からのハチイチ不正))。
後半はほとんど前伸ばしをしていたので、あまりタワーを組んだ記憶がなかったのですが、見返してみると思ったよりは組んでいました。デスタワーがどんなものかくらいは見せられたと思います。よかった。

ESTは15分で申請していましたが、挨拶等も含めると20分ほどになってしまいました。
これでも喋りを多少巻いたくらいなので、タイムがもっと遅くなる可能性も踏まえると、25分くらいで申請しておいた方がよかったと思います。反省。
下手に台本を用意すると巻きが入った時に慌てそうなので、特に台本は用意しませんでした。まずまず対応はできたと思うけど、それでもフェニさんの喋りを圧迫するくらいには喋ってしまったし、その場で思いついた小ネタとかを言えなかったのは若干ながら心残りですね(欲張り)。
特に、私は対戦環境のアピールをしていたので、ESTに余裕を持っていれば、エキシビジョン的な形で対戦をするなどもできたので。

ともあれ、本当に楽しく参加することができました。貴重な経験になりました。運営・参加者・視聴者の方々、一緒に参加したフェニさん、解説の暇執事さん、改めてありがとうございました。
余談ですが、今後もミーンビーンRTAは続けます。RiJは1つの目標というか節目にはなりましたが、もともと当選しなかったとしても続けるつもりだったのでね。

視聴者側の感想としては、全てのゲームを観られたわけではないですが、観たゲームはどれも本当に面白かったです。プレイ内容はもちろんですが、喋りのうまい人が多いこと多いこと。
LOVE 2: kusoが個人的にはイチオシです。プレイも鮮やかだったし、ゲーム自体も面白そうだった。ちょっと買いたいですね。
後はソニアド2。ソニチRTAの時に既に観た方ではありましたが、何度観てもすごい。今回のラインナップでは唯一既プレイのゲームだったので、思い出補正もあって楽しく観させてもらいました。
RFAは全てが凄すぎて、大トリにふさわしい内容でした。プロの実況はさすがに面白すぎる


初代ぷよというコンテンツに触れてほしいという思い

私が初代ぷよを始めて、もう約9年になります。
以前の記事にも書いたことがありますが、ここ1,2年は人口を増やしたいという思いが強くなり、配信や動画投稿、RTAなどを始めるに至りました。
人口が少なくても対戦はできるのに、なぜ新規を増やしたいと思うのか。それは、初代ぷよという面白いコンテンツを皆さんに知ってほしいという、とても単純な理由なのだと思います。自分が面白いと思うものを人にも面白いと思ってもらえたら、やっぱりそれは嬉しいんですよね。

私が初代ぷよの大きな魅力だと考えている点は2つ。1つは、ぷよ通と比べるとかなりとっつきやすいルールであるということ。もう1つが、RTA的な面白さがあるということです。

1つ目は、イベント内でもお話しした内容ですね。相殺がないため、相手のフィールドを埋めきる「致死連鎖」を、先に撃ち終わった方が勝つという単純なルールです。
相殺があるぷよ通では、求められる能力が多岐にわたります。大連鎖を組む能力、相手の盤面を把握して催促や対応を撃つ能力などが挙げられるでしょうか。
初代ぷよでは、トッププレイヤーでも凝視を使わない人もいますし、ひとまず5連鎖が組めれば勝負の土俵に上がることができます。なお、私は安定して5連鎖を組むことができません。これは本当のことです。
上を目指すにしても、覚える定形も連鎖数が少ないゆえに小さく、初心者からトッププレイヤーまでの道が、比較的辿りやすいゲームだと思います。

2つ目は、私が初代ぷよの本質的な面白さだと考えているものです。
事前に検討・練習した連鎖を、それぞれがいかに早く撃ち切るかを披露するというのが、初代ぷよというゲームです。これはかなりRTAに似通った性質であると言えます。
対戦ゲームであるにもかかわらず、相手との駆け引きという要素が薄くなっています。対戦ゲームにおいて重要な要素が欠落しているとも言えますが、それでも初代ぷよに魅力を感じるのはこの点が大きいでしょう。
多くの技術を身に着けて相手と「対戦」するぷよ通ルールと、1つのことを突き詰めて「RTA」する初代ぷよルール。ひどく乱暴に分けてしまうとこうなります。それぞれに違った魅力があるんですね。

とはいえ、RiJで初代ぷよの魅力を充分に伝えきれたとは思っていませんし、事前知識なしで始めるのもなかなかハードルが高いと思います。そこで、いくつか動画を紹介しますので、少しだけお時間を使って見てみて下さい。後悔はさせません。

www.nicovideo.jp 初代ぷよ関連では圧倒的に有名な動画です。アイドルマスター×初代ぷよの作品で、初代ぷよの魅力がこれでもかと詰まっています。
アイドルマスターを知らない方でも、初代ぷよを知らない方でも間違いなく楽しめます。私もアイマスは全く知りませんでした。

www.nicovideo.jp 非公式のソフト「Bぷよ」を用いた大会のスーパープレイ集です。
第7回も現在募集中なので、気になった方は覗いてみたり参加してみたりして頂けると嬉しいです。



大会の募集や対戦の募集等々、初代ぷよ勢は基本的にTwitterで活動しています。
私がフォローしている人は大体初代ぷよ勢なので、ここから辿るとあなたも立派な初代勢。
一応私のアカウントも置いておきます(TAK (@Takpuyo) | Twitter)。

初代ぷよに興味を持ち、触り始めて下さる方が1人でもいれば幸いです。
RTAはもちろん、対戦に必要な知識を求められれば全てお伝えしますので、なにとぞなにとぞ。