TAKのデスタワーブログ

初代ぷよ脳筋デスタワー勢が考察を覚えるためのブログ

S級運営のもろもろ

運営鯖で話してることも多いけど、そちらでは長文でまとめることも少ないし、他の人が主催をする時に参考になるかもならないかもなので、適当に書き並べていくわね

予選トーナメントの話

2人が勝ち上がる(決勝を行わない)という形式上、シードだけ固定して、他の対戦者を完全ランダムに配置するということは、選択肢にほぼなかった。強い人が片方の山に寄ってしまうと、コンセプトである「なるべく正確に強い人を選出する」ということが達成できなくなってしまうので(今回、シード権保有者の参加が少なそうというのも、もちろんあった)。
そのうえで、「対戦カードを全て固定、配置も固定」か「対戦カードを全て固定、シードの配置のみ固定してあとはランダム」の2択になったわけだけど、前者だと意図的な順位調整ができなくもないという問題もあった。ちなみに、対戦カードの固定というのは、「1位vs16位、2位vs15位・・・」とするということ。

16人トーナメントの場合、上山に入るのは1,4,5,8,9,12,13,16位になる。今回も割とそうなったけど、シード1位の実力が特に高い場合、「5位にならないようにわざと負けて、下山に入るようにする」というムーブができる。
特に、最終ラウンドで敢えて対戦日程を後ろの方にして、他の順位が確定してから決める、ということも一応できてしまう。それは良くないよねということで、ある程度のランダム要素も取り入れて、シードの配置のみ固定して、他の対戦カードはランダムに配置する形式を選択。
が、これよく考えると、8人トーナメントだと自動的にすべてのカードが固定されるわね・・・になった(マッチング直前まで気づかない主催者の屑)。

まあ、8人選出なら順位が団子になりやすい(意図的な調整がしにくい)し、今更変えるのは厳しいしとなったので、今回はそのままいきました。
対策としては、シードを2人にするというものがある。16人トーナメントだと紛れが起こりやすい気もするけど、まあ参加者がそこまで膨れることもなさそうかな、ということで。
16人トナメになる参加者の場合はシードを4人とする、というのは無駄にルール文が複雑になっているだけな気がする。


本戦の本数の話

過去の記事で50先を採用した理由は書いた。
実際に自分が対戦した体感としては、結構あっさりと終わるな、という感じ。
もうひとつ出た意見としては、「崩れた時や調子が悪い時の立て直しがしにくい」というもの。100先では50本取った段階で休憩があったけど、50先だとそれもないので、確かにそう。
その辺りの駆け引きも含めて、もともと個人的には100先の方が好きだけど、これはタワー勢だからだと思うし、50先のメリットが大きすぎるから、今後もこうなるかな・・・という気持ち。


リプレイの話

彗星戦に倣って、リプレイは全て収集・公開としていたけど、本音を言うとめんどくさい。
一応、結果入力の前にはリプレイを必ず確認するようにしていた(Challongeでマッチングが生成されてしまうと、前ラウンドの結果を修正してもマッチングが変わらない)けど、まあ当然というか誤った報告はなかったし、リプレイ提出を削っても、ほぼほぼ問題はなかろうな気はする。

とはいえ、リプレイ確認はあった方が良いのは間違いないので、まあおそらくこのまま残すでしょう。
運営スタッフに投げてもよかった(実は一度投げてた(S級アカウントなので権限はあった))けど、ファイル名の表記を統一したい神経質なタチなので、自分でやればいーやーの精神でアレした。

表記は、彗星戦では「1P+半角スペース+vs+半角スペース+2P」としていたけど、S級では半角スペースを排除した。地味に、他の人がアップする時の表記ゆれを抑えられるかと思ってやったことだけど、結局自分しか投下しなかったので意味ナシ!(自分でファイル名を変更する時に少しだけ手間が減ったのでナシではない)
表記もルール付けして運営に共有してもよかったのだけど、なにより決めごとを増やしたくないという気持ちが強かった。ルールが多すぎると窮屈に感じてしまうのでね。


コメジェネの話

今回は、初代ぷよコミュからの流入も期待して、Youtubeとニコ生の同時配信も積極的に行った。配信者はコメビュで拾えばよいので、コメジェネは必須ではないけど、視聴者が両方のコメントを見られるように、予選ではコメジェネを導入したりしなかったりした。
流れるコメントが鬱陶しいと思う人は、あまりいなかろうと思うので、個人的にはあった方が良いかな、という感じだった。でもまあ、これも決めごと増やしたくない以下略

本戦ではレイアウトを固定したのもあって、コメントが入る隙間がなく、導入はゼロ。
まあ、ニコ生のコメントもほぼなかったし、本戦は試合に集中したい視聴者もいるかもなので、最終的になくていいかなになった。
レイアウトは、第5回を踏襲した、アイコンと名前を左右に配置するものに固定した方がむしろ良さそうなので、今後もそうするつもり。


本戦人数の話

今回の開催によって、この話は考えなくてもよくなるかと思ってたけど、残留者から辞退が1人でも出たら考えないといけない問題だった。
自分はまず出るので開催自体はできるけど、予選からは2人までの拾い出しとするのが、実力的にはより正確になりやすい。
そうなると、今回取った形のように、第3回彗星戦から1人、予選から2人の計4人が丸そう。

流れ的には、S級募集の2〜3か月前に残留者に意向確認、3人とも出場なら彗星戦は開催せず(してもいいけど)、予選から2人選出。
辞退が1〜2人なら、彗星戦を募集終了までに終わるように開催、優勝者を本戦へ、予選から2人選出。つまり、辞退が2人なら本戦は4人。

ただ、この方法だと、本戦が始まる12月に対して、意向確認が5月とかになる。モチベ的にも都合的にも、やや返事がしにくいとは思う。
返答期限をS級予選締切の8月末にして、彗星戦の1枠は確定、状況に応じてS級予選から選出する人数を1〜2人にするというのも一案だけど、予選を1枠にしてしまうと、彗星戦に対する存在意義がやや怪しくなる。
返答期限をギリギリまで伸ばしたい思いがあるのは、できるだけ残留者には出場してもらいたいから。
とはいえ、ゲームの大会なんだから、本人のモチベが何より優先される事項であるとも思っているので、「本戦の時期にモチベがあるか分からないから辞退します」というのは当然認められるべきだし、だからこそ(リアルの都合もだけど)モチベがはっきりするところまで待ちたい。可能なら、飛び込み参加すらできる体制にしたい。

まあ、3位決定戦を行なっている以上、3位までの実力担保も問題なさそうではある。
てなわけで、出る可能性が少しでもあるなら、出る前提で進めて(彗星戦からは拾わない)、その後の辞退は3位から繰り上げというのが、書いてて一番よさそうに思えてきた。
繰り上げは3位まで、つまり2人辞退となった場合は、本戦を4人で行う。
この方法なら、返答期限は本戦日程調整辺りまで伸ばせる。この辺は、意向確認時点で絶対出るor出ないがある程度分かったら、もう少し詰めたい。

ちなみに、本戦が4人になると計6試合になるため、100先に戻すという案もあるけど、これは難しいという結論になった。
最初から4人体制でいくことが決まっているならまだしも、5人でいく予定だったところに辞退が出て4人になったケースだと、直前でルールを変えることになってしまうので。


1日2試合行う際の間隔の話

1日2試合行う日は土日のみ、それぞれ21時・22時開始としたけど、不測の事態に対応するため&2試合目の準備をするために、15分後ろ倒した方がよかった。
何か起きたら2試合目を遅らせればいいくらいの認識でいたけど、選手に伝えていたわけではなかったので、大きなトラブルはなかったものの、少しやきもきさせてしまった部分があったと思う。申し訳ないです。

1日2試合案は、のしさんからもらったものだったけど、実況者の都合がつけやすい、視聴者側もまとめて見やすい、大会日程を短くできる、などなどメリットだらけ。
らばさんだけ、日程調整の事情で連続試合もあったけど、基本的には同じ人が連続して試合することがないよう、今後も振り分けていくとよい感じ。


進研ゼミの話

この話は書くつもりはなかったけど、のしさんからも指摘があったので書きましょう。
見たことのあるツモ、いわゆる(時間差)進研ゼミがあったというお話。

同試合内で同じツモがあったのは、第5試合TAKvsのしの12試合目と54試合目だけで、その他の試合では見られなかったはず。
Bぷよの0.2.26アップデートで、直前の試合と同じ配ぷよが選ばれる問題は修正されたため、進研ゼミは確率によってのみ起こる。
念のためBさんに連絡してみたところ、ランダム配ぷよは32,768通りから選択されており、それはサーバーを新規に立てた場合でも同様とのこと。

で、実際にどのくらいの割合で同じ配ぷよが来るのかという話になると、似たような例で「誕生日のパラドックス」がある。
23人集まると、その中で誕生日が同じ人がいる確率が50%を超すという話。計算方法略。
確率が50%を超す値を計算するには、母数がnの時、1.18×√nによって求められるらしい(参考:くりーむわーかー : バースデーパラドックス)。
1.18×√32768≒214から、3試合もやれば、大体どこかで同じ配ぷよに遭遇することになる。

こうなると、同試合内でも進研ゼミが発生することが不思議じゃないような気もする。
100試合以内に同じ配ぷよが来る確率も計算したかったけど、桁が膨大すぎてExcelじゃ無理だし、Pythonを導入しようとしたところで力尽きた
サーバー等の問題ではなく、単純にプレイヤーが練習しすぎてリアル進研ゼミと化してないか!?の結論になった。 終-NHK-



こんなところ。思ったより書くことなかったな!
ともあれ、ご参加・ご視聴いただいた方々、運営スタッフの皆さん、ありがとうございました。
実況も、外に色々と声をかけてご担当いただきました。お引き受けいただいてありがとうございます。

次回も特に何もなければ開催予定ですが、本当はぷよぷよ30thで開けたらよいですね。