―――――株式会社バベル建設
面接官「本日はお越し頂き、ありがとうございます。ではまず、自己紹介をお願いします。」
「ぷよぷよ大学、初代ぷよ学部Bぷよ学科8年のTAKです。専攻はデスタワー、卒業予定はありません。」
面接官「あなたの長所と短所を教えて下さい」
「長所は1つのことに集中し最後までやり抜くこと、短所は1つのことに集中しすぎると周りが見えなくなることです。
特技の欄にございます通り、私は大学でデスタワーを研究する傍ら、プライベートでもデスタワーを構築しており、かれこれ8年目になります。タイトルについても、初代以外のルール、ぷよ通やフィーバーに手を出したことはありません。中央不定やヘルファイアといった他の連鎖法に惑わされることなく、一途に集中することは私の長所です。
デスタワーに傾倒しすぎるあまり、後回収や連鎖移行といった他のルートがなかなか目に入らないということが私の短所です。また、連鎖移行をすると今度はデスタワーのルートを見失ってしまいます。今後は複数のルートを同時に見られるよう、能力を培っていきたいと考えております。」
面接官「なぜ弊社を志望したのですか?」
「デスタワーはその名の通り、塔を建築する連鎖法です。大学での研究を通し、デスタワーの建築理論が活かせるのではないかと思い、建築業界を志望致しました。
また、御社のホームページを拝見し、御社名が聖書に登場するバベルの塔から名付けられていることを知りました。バベルの塔を築いた人々のように神を敬う気持ちを忘れるのではなく、常に謙虚でありながらも高みを目指すという理念に共感致しました。
デスタワーもまさしくバベルの塔のように、高く積み上げすぎるとちぎりが増え、かえって手を遅らせることになります。オーバーキルを狙って高く積み上げすぎるなどというようなことはないように、常に謙虚にデスタワー神を敬い、4色19個を目指す姿勢でいたい。私もそのように考えております。
御社なら私のデスタワーの研究成果が発揮でき、私自身も仕事を通してデスタワーの構築理論をさらに発展させ、成長できると考え、志望致しました。」
面接官「10年後のキャリアプランはありますか?」
「テンプレ系の連鎖移行は習得したいと考えています。ずっとデスタワー一筋でやってきた以上、すぐに身に着けられるものではないとは理解していますが、それでも10年後にはなんとか身に着けられるよう努力します。」
面接官「あなたは周りからどのように評価されていますか?」
「最近はたまに『初代ぷよのやべー奴』と呼ばれます。自分では自身を常識人と思っているため、周囲からの評価との乖離が気になるところなのですが・・・」
面接官「自分を色に例えると何色ですか?」
「発火色です。アジャイルにイシューに飛び込み、ASAPでデスタワーをビルドします。自らがイニシアチブを取り基盤をローンチすることで、周囲が色を入れやすくなり、ハチイチといったシナジーを生み出します。
最終的にプロジェクトがクロージングフェーズに差し掛かる頃には、私というプレゼンスが発火に不可欠になっています。」
面接官「弊社からの質問は以上です。何か質問はありますか?」
「御社に入社するにあたり、予め身に着けておくべきスキルを教えて下さい。」
面接官「連鎖移行ですね」
(少しだらしない)おしり
有職時代に書いて下書きに放り込んでたけどこの季節まで無職なのウケる(ウケない)