ハチイチを活かせる形を維持する
連鎖の完成と発火が同時にできるツモをハチイチと呼びます。
指定の2色から成るツモは1/8の確率で引けることからハチイチと呼ばれていますが、当然ながら引いた時に活かせる形をあらかじめ作っておかないと意味がありません。
まずは分かりやすい例を。
赤紫を引いた時に発火できるよう、左は4縦、右は3縦にします。
左のケースで4縦できる人は結構いますが、右のケースで3縦できる人は意外と少ない。
これは、左は既にハチイチを受け入れる形ができている(3列目と4列目が2段差になっている)のに対し、右は自分で形を作りにいかなければいけないということに原因があると思います。
意識していないと手拍子で5縦としたくなりますが、ハチイチを意識していると3縦が見えてくるようになります。
3列目を有効利用する意識はデスタワーにおいて結構重要で、応用すれば発火時に限らず使うことができます。
どちらも次に発火色を引いても致死になりませんが、左は3縦とし、次の緑を4縦とすることでハチイチを活かせます。たまに緑ゾロを連続で引いて悲しみを背負います。
右はタワーでありがちな、2色のうちどちらを連結させるか選択する形。この状況ではネクスト判断するのもかなり有力な選択ですが、ネクスト判断をしないorネクストに赤も紫もない場合は、赤黄を活かせる6縦が正解になります。
現状タワー勢で3列目を完璧に有効利用できている人はいないため、強めに意識するだけで勝ちを拾える試合も割とあります。
確率は1/8とはいえ、後に挙げた例のように「後々のハチイチを活かす」「連結に使えるハチイチを活かす」といった応用もできれば、活かせる状況はグンと増えます。
まあハチイチ引けないと速度負けするんですけどね