TAKのデスタワーブログ

初代ぷよ脳筋デスタワー勢が考察を覚えるためのブログ

1層目の露出を避ける

デスタワーは、6列目の底上げをすることで、2層目や3層目の連結を足しやすくなります。そのため、底上げができる時は底上げをするのが正解、というのが一般的ですが、一部例外的な形があります。

3縦が正解になるパターン

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ここから6縦だと、将来的にデビルを生む可能性があるため、3縦が正解になります。1層目の緑が上方向に露出している結果、緑紫を引いた時に困る展開が存在するということですね。
黄緑から、赤紫→赤ゾロ→緑紫と引いた時の形を比較すると、こうなります。
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後者で、デビルを回避しようとするなら、赤ゾロが5縦になりますが、結局赤をすぐに入れられない形になるので、どうやってもデビルが生まれるということになります。

6縦が正解になるパターン

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今度は、6縦が正解になります。同じく、黄緑から、赤紫→赤ゾロ→緑紫と引いた形を比較してみましょう。
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前者でも、紫を足すことはできていますが、後者は緑も使い切り、クイック維持ができています。さらに言うなら、6列目の底上げにより、赤ゾロの受けもできています。

今挙げた2つの例では、1層目の3連結が、「下2つ+上1つ」のように、上方向に開けた形を作った結果、デビルができてしまっています。
では、3縦6縦どちらも、1層目が上方向に開けてしまう形の時は、どうすればよいのでしょうか。

どちらに置いても1層目が露出する場合

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この場合は、厳密に言えば3縦が正解になります。黄緑の後、赤ゾロ→紫ゾロの形を比較してみると、
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前者は受けがありますが、後者は5列目に2連結があるため、受けがありません。前者で緑紫を引いた時も、緑下の6縦とすることで、デビルを解消することができます。
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ただし、これはあくまで限定的な状況です。5列目の紫が1つだけで、紫ゾロの受けが残っているというパターンもたくさんあるでしょう。また、黄緑6縦→緑紫6縦はスムーズに置けると思いますが、黄緑3縦→緑紫6縦(緑下)は、デビルを強く意識しないと置けないと思います。
私は将来的なハチイチ発火も見据えて、3縦がマイブームですが、このくらいの差なら、好みというか、自分が処理しやすい置き方で良いと思います。リソース配分はしっかりと。

どちらに置いても1層目が露出しないパターン

このパターンは、形によって細かく分岐します。将来生まれるデビルの可能性も考慮して置く必要があるため、難しく考えず、6縦しておけば失敗しないかもしれません。
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この形なら、好みで判断して良いと思います。3縦では瞬間の緑紫の受けが良いですし、6縦では赤紫が連続した時に受けがよくなります。私は、1つ前の例と同じく、ハチイチ発火を見て3縦が好みです。
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(前者は6縦でスムーズに置ける。後者は34でちぎりが生まれ、かつ緑の5連結が確定しない)
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(前者は34でちぎりが必須。後者は安定を取るなら紫の受けを残して56、速度優先で6縦でもよい。このツモの前に黄か緑を足すことができていれば、6縦でOK)
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ところが、少し形が変化したこれは、6縦が正解になります。
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以前の記事に書いたものと、全く同じ形です。黄緑3縦から、赤緑を4縦、紫ゾロを4縦すると、赤にデビルが発生しています。
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とまあ、分岐する形をすべて把握するのは厳しいものがあるので、どちらに置いても露出しない時は、無難に6縦することを推奨しておきます。

1層目の露出を避ける

例外的な形ですが、デビル削減は安定感にも寄与します。私は、1層目が上方向に開けてしまうことを、色の露出と呼んでいますが、これを減らす意識を持つことで、デビルの発生を抑えることができます。
1層目の露出を減らす、1層目の3連結を減らす(分離している時もあるけど)などなど、意識づけの方法は色々あると思います。とりあえず、最初の例だけ覚えて他は全部底上げ、という形でもある程度大丈夫かもしれません。
TAK枠ではピピーの形と命名されたので、私はそれをきっかけに覚えました。

色を切った形とかいろいろシミュレーションしてみたけど、見落としがありそうでこわいわね