デスタワー用語まとめ
■〇層(これだけ独自ルール)
一式三式の場合、黄が鍵下、緑が1層目、紫が2層目、赤が3層目。三式で黄を鍵下と呼んでいる通り、一式の黄がたすき掛けで4・5列目に干渉してきたとしても、黄が鍵下という呼称は変わらない。
五式の場合、黄が鍵上、緑が1層目、紫が2層目、赤が3層目。鍵下が存在しないため五式のみ鍵上と呼称する。
縦3の場合、下から1~4層目となる。
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「三式の緑は2層目だろカス」といった意見をはじめ様々言い分はあると思いますが、このブログでは上記の表記に統一しています。ここ非常に大事なんですが、すべての人類がこの表記で統一してほしいと主張するわけではなく、単に記事が書きやすいからこうしてるよ、ってだけなのであしからず。
ここに至った経緯は詳しくは書きませんが、一式と三式の表記を合わせたかった(「2層目は連結余地を残すのが大切」みたいな書き方をしやすい)というのが理由のほぼ全てです。
五式だけ鍵上という言葉が出てくるのはもにょるけど、一式三式と同列に語ることがほぼないのでまあ無問題の精神
縦3で4層目を使わざるを得ないのはかなしいですね
(実は鍵下が確定していない時にこの呼称を使うと破綻するということに気がついてしまった)
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■〇式
左から一~五式。
本家の表記に基づくと旧漢字の壱・弐・参・肆・伍式となる(変換が面倒なので伝わればいいの精神)。
一式が最もベーシックなタワー。L字の鍵下に色を入れることで左側に1色確保し、4色を組みやすくしている。
二式は鍵下を無くしている分制限がきつく、基本的に愚形。初手ミスのフォローなどで使用する。
三式は鍵下と右側最下部の色が同じ形。大連結を狙いやすく3色にまとまりやすいほか、他の色も入れやすく好形。
四式は一式の逆発火。五式の方が段差が少なく好形のため、五式が組めるならそちらを組んだ方が良い。一式四式の天秤から組めることがあるが、一式ではなく四式を組んだ方が明確に強い場面はおそらくあまりない。
五式は二式の逆発火。二式と異なり発火する右側の5・6列目も1段までなら置けるため、単純に二式より強い(三式と似ているとも言える)。
軸となる3列目は一式の4列目と役割が近い。一式の4列目は高い方が効率を取りやすい(棚上げ)が、高くなると段差が大きく愚形になる(一式の4・5列目が2段差であるため)が、五式は2~4列目がそれぞれ1段差となるため、愚形にすることなく効率を取れる。初手周りで五式が組める配ぷよなら積極的に狙った方が強い。
■ずらしタワー
左に1列ずれたタワー。初手ABを34固定できるメリットがある。
左側が狭く鍵下の連結を伸ばしにくいほか3列目にゴミが残りやすいが、反面右側を広く使えるため純正タワーではちぎらなければならないツモでもちぎらず使える・タワーに向かないツモでも右側を広く使って連鎖移行しやすいといった強みもある。
■縦3タワー
土台の鍵型を作らず、発火色を縦に3つ並べたタワー。ABACADや、ABACBBADなどから組まれる。
3列目がないため、3層目と4層目は4~6列目で完成させる必要があるが、1層目と2層目は1~3列目にも伸ばせるため、多連結を狙いやすい。逆に言うと、4列目に1層目を2つ置いてしまうと2層目を左に展開することができなくなるため弱い。
2層目を左側に伸ばせることが大きな強みである反面、色の偏りに弱い(1層目が来ないまま2層目や3層目が偏ると左側が使いにくく窮屈)。
※1層目を4列目に置いた後に3層目が偏った場合は、2層目を切ることで左側に展開することができる
■棚上げ
軸となる4列目に先に置くことで効率を狙う形。
1色を5列目から伸ばしつつ1色を3列目から伸ばす、といった分割も狙える。しかし、ちぎりが増えた結果、手数は削減できても速度が遅くなることが多いため、やりすぎには注意。
■たすき掛け
3~5列目を使って連結させること。4列目が最も高く、3列目と5列目にそれぞれ下がっているように見えることからたすき掛けと呼ばれる。特に3列目に3連結&5列目に3連結といった大連結や、鍵下が5列目まで伸びた形などに使われることが多い(気がする)。
■はなれ
発火色+鍵下ツモを1縦することで1列目に鍵下の連結余地を伸ばす形。他の色に干渉することなく連結を伸ばせるため、3色はもちろん4色でも有用。発火色を1つ下で使うことになるため、上部の形と兼ね合いになる。
■確定
4列目に色を置くことで、5列目との連結を確定させること。
確定させるメリットは他の色をすぐに入れられる状態になること、デメリットは4列目の連結余地がなくなること。
基本的に、下部に近いほど3・6列目から連結を足しやすいため、序盤(1~2層目を入れる時)は他の色をすぐに入れられるように確定を優先する。対して終盤(3層目を入れる時)は、2層目が高い位置にあることが多く3・6列目から連結を伸ばしにくい&3層目を確定させてもメリットが薄い(他に入れるべき色がない)。
よって確定はせず横置きすることで、2列目の連結余地を残しつつ速度を出す。
■底上げ
6列目にぷよを入れることで高さを上げ、6列目からも連結を伸ばせる形を作ること。
特に2層目は連結に困ることが多いため、基本的に底上げできる時は底上げしておくと吉。
なお、土台を2~3段目に作る底上げ二式・五式とは異なる。
■リザーブ
4列目に置かなければならない色のこと。5列目に置いた色の上に、さらに別の色を置くことで発生する。画像では黒ぷよが緑のリザーブ、銀ぷよが紫のリザーブとなっており、形が窮屈なことが分かる。
5列目に2連結ある時にも厳密にはリザーブが発生しているが、5列目に1つしかない時に使われることが多い。
■ハチイチ(ジュウロクイチ)発火
タワーに限らず使われるが、タワーにおいては主に鍵下色+発火色or23で上部の連結を足しつつ発火する場合に使われる。
全てのツモの組み合わせのうち、特定の2色から成るツモは1/8、1色から成るツモ(ゾロ)は1/16であることから呼称されるが、「発火色を含むツモ」の中ではそれぞれ2/7、1/7となるため確率はそこそこ高い。
例の画像では赤紫(2/7)と赤黄(2/7)のダブルハチイチとなっているため、確率は5割を超える。
■横置き
Bぷよでは設置時のエフェクトの関係で、縦置きよりも横置きの方が3F硬直が短い。よって上部でぷよを捨てる際には横置きで捨てたほうが良いほか、発火時も12列目が平たいなら横置きした方が若干ながら有利になる。
まわし後にも適用されるため、まわし後の設置は縦置きの方が硬直が長くお得。
■律速色
2連鎖目の4色19個を完成させるにあたり、最後に4つ揃う(であろう)色のこと。
律速色の4連結が完成した瞬間に4色19個が完成=3色15個ができている状態が理想的なタワーであると言えるため、律速色が完成するまでにどの位の時間がかかるかを判断しながら、他色の連結を進めていく。
ちぎりが必要かどうか・連結余地を残すべきかどうかといった判断など、適用できる場面が多く、比較対象が微差であると思われる時に使えると強い。
ex.律速色の赤がまだ1つで、4つ完成するまでに他色は2つくらい引けそう、だから今足さなくても良いためちぎらない⇔律速色が3つで完成に近い、だからちぎって他色の連結も進める
ex2.律速色が赤になりそうで、黄を埋めると緑と紫に連結を頼ることになる、だから黄は連結余地を残しておく
■不完全致死・完全致死
相手のフィールドをまわし負けせずに埋めきれるかどうかのライン。
3色でも4色でも2連鎖目18個(赤玉2+α)は不完全致死、19個は完全致死(赤玉2+1~2段)という認識でほぼ問題ない。
実戦では、ゴミが残りやすい対タワー、残りにくい対連鎖など、相手の戦型によって致死ラインを上げ下げすることもある。
2連鎖目20個例外不完全致死:4色5箇所4-4-4-4-4(4-4-4-4-5は完全致死)
■飽和
色の偏りにより、他の色を入れるには手数がかかり過ぎ、かつ今入れている色の連結余地もなくなった状態。
苦しい形を無理に整えて組むよりも、ハチイチで撃てるのであれば潰しを撃ってしまった方がワンチャンスを生み出せることが多い。
■デビル
発火時、2連鎖目に組み込んだ色も同時に消してしまうツモのこと。鍵下が3列目に3連結ある時や、はなれを作った時に起こりやすい。
前述の通り2/7の確率でツモるため、予めデビルにならないよう置く・引いた時にちぎって発火する心構えをしておくなどの対策が重要。
■裏発火
5列目1~2段目の色から発火し、タワーの右側から多連鎖にすること。
普通のタワーでは潰しを撃たれた際の緊急発火がほとんどであるが、縦3タワーでは3層目が偏った時に3トリにまとめられるケースも多い。