はてなブログさんに早く次の記事を書けと煽られたので更新します
①
45で赤を確定させるか、5縦で確定させないかのどちらかになるわけですが、正解は5縦。
45で紫に蓋をしてしまうと、当然紫は4列目から伸ばすことができなくなり、3・6列目から伸ばそうにも高い位置にあるため伸ばすまでにロスがあります。
5縦は次に赤を引くまでに紫を引くことを期待する置き方です。赤紫が来れば優勝。
ちなみにこの後赤黄を引いた場合、
4縦だと紫が遠くなるため、6or3縦する選択もありますが、よくわからないのでここでは言及しません。
赤を使わないことによって発火が遅れることも十分考えられるので、難しく考えず4縦で良いやも。
②
4縦か45ですが、
4縦では赤を(遠くに3列目も一応あるものの)6列目から伸ばす形となり、赤緑ツモの時に受かりません。
45として赤の連結余地を残し、紫より先に赤を引くことを期待します。
45後に黄紫や緑紫を引いた場合は、①とは違いはっきり4縦になります。その後赤緑を引くともちろん苦しい形ではありますが、「次のツモで即連結できるかもしれない」と「次のツモで絶対に連結できない」は大差。
③
実戦譜から。
赤ゾロ5縦→赤緑34とします。赤ゾロを34や4縦、あるいは赤ゾロ5縦→赤緑4縦としてしまうと緑が遠くなります。
赤の鍵部分は早めに完成させたくなるものですが、紫はどこでも、黄は6列目から伸ばせるため、緑に蓋をしてまで鍵を完成させる必要がありません。
④
こちらも三式を作ろうと34にするのではなく56。
律速的には5縦っぽさも少しありますが、
赤を引く前に紫を引いた場合の形で比較すると前者の方が良くなります。単純にクイックを保持するというのもあります。
⑤
今までのケースと異なり、これは4縦にします。
これは紫の伸ばしやすさが大きな理由で、4縦で蓋をしても紫はどうにでも伸ばせます。
緑と紫でそれぞれ3・6列目で伸ばす列が被っていない(=緑を伸ばしてからでないと紫を伸ばせないということがない)のも大きなポイントです。
唯一紫ゾロは45に劣りますが、45では赤ゾロが受からないことを考えると同格。そもそも4縦の紫ゾロは無駄になりませんが、45の赤ゾロは3連鎖回収しない限り無駄になるため、単純比較で4縦の方が良いですね。
というわけで上の方にある色はうかつに蓋をせず、連結余地を残した方が良いことが多いという話でした。
序盤は確定が強く、中盤以降は確定させない方が強いこともあるくらいの捉え方で良いと思います。