TAKのデスタワーブログ

初代ぷよ脳筋デスタワー勢が考察を覚えるためのブログ

第8回BぷよS級リーグ感想




vsあび(50-39)

純正タワー勢。参加者の中では、くよさんよりも速度に振り切ったタイプで、とにかくちぎらない。かといって現代タワーを履修して育ってきたところもあるので、序盤の色切りなど、効率もしっかりしている厄介な相手。あと初手周りの操作が速いので、速度差をつけられやすい。
まともにやりあうと、手数が少なく収まるツモでは初手差を覆せずに負け、手数がかさむツモではちぎり差で負けとなる試合が多くなることが予期された。細かい捌きと五式で有利はつけていると思ったので、その強みを押し付けたい。
大前提として初手差がついているかどうかを確認、次にどのくらいの手でまとまりそうかをイメージしながら進行した。ちぎることで取れる最高効率は逃してはいけないし、手数がかさむなら18個、場合によっては17個でも撃つ。
あびさんは上にガンガン捨てて速度を取ってくるタイプなので、4列目がかなり高くなりやすい=不完全致死でもまわし勝ちしやすい。

特に、手数がかさんでも勝てるように、先撃ち意識は強く持った。10手くらいでハチイチはなれを使った2ダブが撃てる時なんかも、だいたい撃ってたと思う。
結構このあたりの判断は良かった。対応発火されても同量が返ってくることは少ないし、同量でも、掘りあいでは五分以上はつけられると踏んでいたので。
五式は思ったよりも取れなかった。積みの方針の違いで負けた試合もあったから必要経費かもしれないけど、自分の単純なミスも多かった。練習不足は感じたので、毎日感謝の1万回五式やるか・・・

終盤は差がついていたので、完全致死を組む意識をもう少し強めにもった。安定を取った方がいいかなと思ってそうしたけど、序盤から取った戦法が相手に一番勝ちやすいと考えていたなら、それを最後まで通した方が勝ちやすいのでは????とも思う。
2/15引いたり1/6刺したり、だいぶ不正を働いた結果10本以上の差はつけられたけど、それがなかったらもっと競っていたと思うし、やはり油断できない。やや真っ向勝負を避けた感があったので、今度は正面から叩き潰したいですね。


足りてるから高い3列へ

回収にしたら勝てると思った

紫発火見てたけど黄来ないから黄発火にした、ちぎるのが一番良さそう

45で入るので甘え

普段はやらないのでしっかりしろ

緑の連結を見てるという言い訳はできるけどさすがに4縦では?

3ダブより4連鎖確定させて紫入れに行くべきでは?

黄を伸ばしたい気がして6縦したけど、赤ゾロ4縦でも黄は6列目から伸びる

対タワー勢につき。5縦だと3色の可能性やクイックの可能性が残るけど、上に置きたさが勝る


vsくよ(50-40)

かなり速度寄りのタワー勢。スプリットを多用することでちぎりを減らして、ハマるツモなら爆速タワー、ハマらないなら潰しというのが基本スタイル。ブレが激しいと言えばそれまでだけど、前回はそれで負けていたし、18個で撃つべき場面はもっと多いということを痛感したので、とにかくそのバランスを意識。
自分と相手の捌きが変わったら、相手がどのくらいの量を送ってくるのか、どのくらいで撃たないと間に合わないのか、いわゆる相対速度を常に考えて、不利でもワンチャンスを生み出せるように意識した。
一方で、同型の時は縦キャンの操作面で自分が先行することが多いので、合わせられる場面はできるだけ合わせた。
掘りあいは不利だと思うけど、ちぎりが少ない&潰しを先に撃つなら、くよさんの方がツモ先行することが多いので、疑似ネクを覚えることに全力を注いだ。

結果的には、個数判断はかなりうまくハマったと思う。いつも通り19個を作りにいっていたら取れなかった試合が、結構あった気がする。
構築にはちょくちょくガバがあったけど、普段ちぎるところをちぎらなかったり、普段より18個タワーの比重を重くしたり、やらないことをやると多少は影響が出るものなので、自分の中では及第点。
掘りは、疑似ネクに意識の7割くらいを割いていたので、気づいた時には知らない形になっていて焦ることがかなり多かった。あとめちゃくちゃ疲れる。4,5手先まで見ようとすると脳が爆発四散する。

展開的にはくよさんに辛いことが多くて、苦しめの単発とかも結構かわしたので、運は上向いていたと言えそう。やっぱりトイレ掃除なんだわ
個数判断という部分で、成長も成長の余地も感じた試合だった。まだ強くなれる


普段ならちぎるけど、くよさんはちぎらないと思ったから合わせに行った

普段ははなれ作るけど、18個タワーを最速で打ちたかったから3縦

回収も見てる?

ちぎりを増やすな2022

途中まで赤発火もあるな~~~って思ってた・・・

前回の振り返り記事では56だったらしい。今考えると微妙だけどやっぱり56かも

こういう個数判断めっちゃしてた。手数が進んでる


なんで??????????????

これも普段ちぎらないけど、3色18個を雑に撃てるかもしれない

12が最善手っぽい

これも18個タワー


vsフェニ(50-29)

割と何でもやってくるタイプ。タワーも連鎖も組むし、潰しから乱戦に持ち込んできたりもする。 対連鎖の致死勝負はとにかく19個タワーをしっかりと組み切ること、対タワーは相対速度を意識すること。潰しに対しては、回収系タワーが対策を内包してくれている。
そういった意味で、事前にあまり対策を考える必要がない(考えても仕方がないとも言う)と思っていたので、普段の積みを再現することだけを意識した。
五式だけは、完全同型になりやすい&フェニさんだけ3列目縦キャンを決めてくるので、どこかでワンチャンスを生み出す必要がある。とはいえ、いつもレートで戦っている通りなので、普段やっていることと大きく逸れたりはしない。いつもの。

試合内容的には、タワーとしてはかなり完成形に近いものを見せられたと思う。たぶん歴代で一番強いTAKです。
4列目の連結余地の残し方・3色と4色のバランス・相対速度を踏まえたちぎり判断と、細かい部分の精度がかなり高く、それが実って取れた試合も多かった。
前2試合がタワー対決で、相手のフィールド把握にリソースをかなり割かれた分、この試合では自分の手に意識を割けて、タワーの精度向上につながったのだと思う。

五式の序盤で1~2段を送られるのはかなりきつくて、その辺を落としていたのは感触が悪かった。
フェニさんは潰し判断に凝視を取り入れていて、こちらに受けがある時には撃たないらしい。五式の潰し対策は、4列目に鍵上の色を3連結作ること。
今回は意識的に積みを普段と変えることはなかったけど、五式については潰し対策として取り入れるのはアリかもしれない。その他に明確な対策がなさそうなので。


試合中に自覚した唯一のミス。足りてた

23で赤は上で入れなおした方が良い

ブルハチイチで19個送れるから、くっつけた方が良いと思って置いた

7連結単発飛んでくるだろうと思って6縦したけど、飛んでこなくてあれあれとなった

撃てたらえらかった 撃てなかったのでえらくなかった

途中まで緑発火4W見てたけど、紫3連結まで増えたのでタワー決め打ちにした。ネクスト見るために手を止めるくらいはしてもよかったかも

4縦してネクストを6縦すれば赤発火から5連鎖ある。緑寄った時のことを考えていないの良くない

何考えてたのか覚えてないけど、速度勝負したくなくて、黄と紫両方回収したいとか思ってたのかもしれない(紫は4列目に置くべきでは?)

一式の4列目連結余地、こういう紫を残した結果取れた試合はそこそこあった

ややガバ。直後に赤引いたら足せなくて困る


3色の可能性まで追うとどっちか分からん(1枚目は結構3色の可能性ありそう)


vsらばーど(50-40)

連鎖中心に、戦型の変わりやすいタワーと潰しも使ってくる。相手のペースを乱すことを得意とするので、揺れない心が大事。
乱戦はかなり分が悪く、発火色や戦型の異なるタワーは割と運による。
基本的には前回と変わらず、回収系タワーを中心に、2〜3段差をつけられるなら対応発火、そうでないなら受ける方針。戦型違いのタワー対決で落とすのは必要経費。

序盤からいいように掻き回されてしまって、結構大きくリードされる展開。
致死対決になればこちらに分があるので、展開が悪いと思うようにしてたけど、終盤までこのビハインドが響くときついなあ、という感じ。
受ける・対応発火するという前に、引けなかったり刺さったり、総じて運はこちらに向いてくれなかった。

中盤には追いつけて、受ける・対応発火するの選択を取れる場面も増えてきた。
このあたりの判断はおおむね良かったけど、致命的な置きミスをしたり、受けた後の展開が下手だったり、実力不足は感じた。のびしろ。
取りこぼしちゃいけない掘り勝負は取れたり、大きく構築ミスしたりはなかったけど、これまでより苦戦したし、らばさんの潰し精度が上がっていることを感じた。閉会式で潰しの話色々したし、今後が怖い。


足りてるからクイック取りに1縦しないとだめ。去年はできてた

発火音は聴こえたけどギリ撃てなかった。集中力の欠如

黄緑1縦した時点で、緑紫のハチイチ発火は意識する。完全致死になったのはやや意外

紫入れたところまで100点 発火-10000000000000000000000点

ネクストに緑があったらちぎる、緑でも黄緑だけはちぎらない、緑がなかったらちぎらない、で1縦した

黄回収にしてえ~~~~~ってなったけど、5縦だと紫遠くなりすぎるので遠慮した

黄紫を45にした図 4Wにできると思ってた

黄からあるじゃ~~~~~~~~~~~~~~ん たまーーーーーーーーに見えるけど見えない 見えるようにならないといけない

5縦と比べて、主に黄緑を引いた時に、状況がめちゃくちゃ良くなるので3縦 細かいけど大事

11手で撃つわけないよなあ!!?!?!?!!?!?!?

これは3列目が高くなりすぎるので5縦

手を止める価値あったかもな~~~~~~ってなった ネクスト赤緑なら紫ゾロ4縦したかった

赤紫56から緑を5列目で5連鎖あった。緑の存在に気付いてはいたけど45になって死んだ そのあと紫から撃てないか疑似ネク見てたのは丁寧

ネクスト緑紫だけちぎらない、ってやろうとしたら脳が追いついてくれなかった ネクストで撃ったらその次が緑紫だった

三式は受けが良いことが多いので受けてみた図 紫がもう入ってたなら撃ってた


総評

4-0(+52)で優勝できました。全勝優勝は初めてなのでうれしい。
視聴者側の意見にもあったけど、対人戦としての対応をこれまでより深く考えることになった今回。
自分の積みをひたすら研ぎ澄ませることに注力した前回までと比べて、新たな楽しみを得られたような感覚があった。

個人的には、前から言っている通り、潰しのポテンシャルはもう少し深くあると思っている。
潰しが強い初手周りのツモが見えてくると、タワー側も対策を強いられるし、もうその段階にあるのかもしれない。
潰しが強くなるためには、ある程度の体系化が必須なので、タワーに恨みのある人は頑張ってください。
閉会式でも言ったけど、くだらさんとの50先振り返り記事は、タワー側の嫌な潰しがあらかた詰まってます。記事最後のまとめだけでもどうぞ。

次回も、何事もなければ開催予定なのでなにとぞ。君の挑戦を待っている。
改めて、参加者・視聴者・運営の皆様ありがとうございました。