2回目の色切り
https://takpuyo.hatenablog.com/entry/2019/02/17/145955
この記事の補完的な記事。1色切った後にさらに色を切る選択を迫られた時の話です。
結論から言うと、①②は4縦、③は5縦がおそらく正解。
おそらくとあるのは、正直まだ自信が持てるほど試行回数が多くないからです。まあ今後変わってきたらまた記事を書きます!(適当)
まず①から。
5縦の場合、緑が来なければ赤が全く入れられないほか、緑が入れられてもツモ次第で紫や緑を伸ばすことが難しくなります。
例えば5縦から緑黄→緑赤と引いた形、緑黄→紫ゾロと引いた形。
左はこの後、紫緑なんかを3縦すると、6列目からもう1つ付け足すしかなくなり、途端に紫の伸ばしがきつくなります。
右は緑の制約が解消されていないような形で、紫赤などで赤を確定させてしまうと緑が6列目からしか伸ばせなくなります。
色を切る際の注意点として、「全体的に高さが出て6列目から連結を伸ばしにくくなる」というものがあります。
特に3式の時は顕著ですが、図のように紫が3段目にあると、連結を足すのに最低2手必要になり、大きなロスになります。
4色タワーを組む上で、3・6列目がどちらも使えるように組むことは非常に大切になるため、3列目しか使えなくなるこの形は弱い。
4色も見ますが、本命は3色タワー。6列目に黄色を入れつつ伸ばしにくさを解消し、3・6列目で紫を伸ばす構想。
緑紫34ちぎりから赤が寄るときつい形ですが、まあ5縦でもきついツモなので頑張りましょう。
4縦にして3色を強めに見ることで3・6列目を窮屈にしない形です。3式は3色にかなり寄せやすい。
ちなみに赤ゾロではなく赤紫ツモの場合も
こうするより45横置きの方が良いと思います。
5縦では緑のツモに依存するという理由のほか、緑の連結に結局3・6列目を使わなければいけなくなる(4列目は2つまでしか置けない)という理由もあります。
そうなると結局窮屈な形になるため、3色に寄せておいて、緑は入れられそうなら入れる構えの方が安定します。
続いて②。
①と比べると3色になりにくい形で、4縦と5縦で完成までの手数は大体同じくらいでした。
しかし、5縦は不完全致死になることがものすごく増えます。
緑も黄色も活かしながら4~6列目で連結を完成させることは、よほどツモがかみ合わない限り難しいため、緑か黄色は3列目も使って伸ばすことになり、紫の4連結が確定します(赤紫ツモを除く)。
緑も黄色も4~5連結にまとまることが多く、そうなると赤を伸ばすか、もう1つ上で色を入れることになり結果手数が増えます。
4縦も3色になることはほぼないため、①と比べて差が縮まりますが、4縦ではこの瞬間で困るツモがほぼありません。
緑を伸ばしつつ、赤か黄色で連結を伸ばし致死に持っていく形です。
結局黄色は上部で入れなおすことになりますが、連結させやすい形を保つことでカバーするイメージ。
ちなみにここで赤紫ツモの時、3縦しないことがかなり重要だったりしますが、別の話なのでいずれいずれ。
赤ゾロではなく赤緑の時は、
56ちぎりとします。黄色はキープしつつ、瞬間受けにくいツモも少なく、6列目の底上げが同時にできることが理由です。
45も悪くない形ですが、3色にまとめるにはブレが激しい印象。
2回目の色切りは積極的にするものではないという認識が大切です。
最後に③。
これははっきりと5縦になります。どっかの記事に「まあ4縦な気がする」とか書いたやついたな?
緑も黄色も入っていないため、ここから赤緑or赤黄ツモの場合は4縦になります。
そうなると極端に4列目が高くなるためちぎりが増えやすく、4・5列目が4段差となり色も入れにくくなります。よわい。
さらに4列目にぷよが3つあると置き場に困るツモがめちゃめちゃ増えます。よわい。
先述の通り6列目が3段目にあるため6列目もダメ、じゃあ3列目で伸ばすかとなっても、発火色のため紫を置くまでは赤は置けません。よわい。
ついでに、紫を置いても3列目を注意深く扱わないとあっさり死にます。
(悲劇)
というわけで形はあまり良くないものの、③は5縦が正解となります。5縦後の緑紫は何が正解なんでしょうね
挙げた例は3つですが、汎用性が高いルールにまとめると「確定している色が2つの時は色を切る、1つの時は切らない」ということになります。シンプル!
ゾロツモの時は切る切らないが割とはっきり見えやすいですが、②の赤緑のように一見分かりにくい時には、とりあえず切らないことを意識した方が良いでしょう。2回色を切ると単純計算で1手損になるため、特に対連鎖では致命傷になり得ます。
まだ自分でも落とし込みができてなかったり、②は実は微妙だったりと、割と研究が進んでない分野な気がするのでこれから広まってほしい(他人任せ)